こんにちは!お久しぶりになってしまいました!
前回まで【近くの見え方にこだわったメガネ】【両眼視測定】など
見え方によってのキクチめがねの新提案をご紹介してきましたが
今回は実際にあったお客様の成功事例をご紹介させていただきます。
ご事例:A様【室内での作業が多いお客様へのリラックスメガネ】
50代の女性のお客様です。
今まで他メガネ店をご利用されており学生時代からメガネを装着している。
メガネを新調する際は特に遠くの見え方を重視して
視力1.0までは必ず見えるようにしてこられた。
(お悩み)
「最近目の疲れがひどい、特に夜のリラックスの場面では視界がボヤケてスマホも見にくい」
今まで使っていたメガネで視力測定すると
右目1.0、左目1.2、両眼1.2とかなりよく見えている。
車の運転はするがもっぱら通勤と買い物程度で一日合計1時間程度運転をしている。
手元作業についてお尋ねすると会社の事務で
PC作業(ノートPC)とデスクワークを約8時間程度行う。
帰宅後は家事、お子様のお世話など、終わればテレビを見ながら家族団らんの時間。
またスマホを使う時間も長く約2時間程度は見ているとのこと。
(キクチめがねの見解)
5m以上の遠くを見る時間より1mより近くを見ている時間が長いような状況です。
A様の場合だと遠方はよく見えているのですが
手元はかなり目に負担をかけながら見ているようです。
調節力というピントを合わせる力は50代くらいになるとかなり弱まってきます。
その為体調不良や疲労時には調節力がさらに弱まり手元がボヤけてきたりするわけです。
キクチめがねの視力測定では手元の調節力がどの程度かを確認できます。
それによりA様の今までのメガネ装用した状態では
手元は1mぐらいしか見えていない計算になりました。
そこで遠方の視力を両眼で0.8程度に落として、
手元を見るのに特化した度数をご提案させていただきました。
これによりA様は手元に関しては調節力をほとんど使わず見ることができます。
視力測定の際には手元の文字に注目いただいて、
今の度数から弱くした度数で覗いていただくと
かなり手元が見やすくなる好印象でした。
懸念点は「遠くが今までよりも見にくくなるということ」です。
これはA様も不安になられておりました。
比較すると案の定遠くが「前のメガネのほうがハッキリしている」・・・と。
しかし、「度数弱くしてもよく見えているし、問題なさそう」とのご感想をいただいたので
【手元の見え方にこだわった度数のメガネ】に決定致しました。
(お客様お渡し後)
2週間ほどご使用していただいたご感想ですが
「まず受け取ったその日の帰りの運転は見えるけどやや慣れない感じでした。
しかし家の中では今までと同じくらい見えており、テレビも不自由ないです。
それ以上にすごいなと思ったのは
手元を見るときのイライラ感が無くなり、
スマホをしていてもボヤけたりせず
クッキリしているのがすごく嬉しいです。
今では運転での見え方も慣れて普通によく見えてますし
目の疲れも大きく軽減しました!」
とのことでA様の場合は手元の見え方にこだわったことが
とても良い方向に結果になったようですね。
今回のA様に関しては【見る距離】を問診できたことと
【調節力】をしっかりと測定して説明できたことが
お客様にとって適正なメガネへのプロセスだったと思います。
キクチめがねではすべてのお客様に問診を行っております。
その中で調節力測定を実施しておりますので
手元が見にくいお客様や見えるけど疲れるお客様は
是非当店へお尋ねくださいませ!